組織

京都大学医生物学研究所(旧ウイルス・再生医科学研究所)では、2002年にヒトES細胞株の作成に成功し、(旧)胚性幹細胞分野により2017年から臨床用ヒトES細胞株の樹立および分配施設の役割を担っています。これら臨床用ヒトES細胞株の研究開発機能をさらに強化するため、2020年度に組織改編を行い、新たに附属ヒトES細胞研究センターが新設されました。

「臨床基盤分野」には、ヒトES細胞株の樹立と分配業務を担う「ES細胞樹立グループ」(川瀬准教授専任)とヒトES細胞株の品質管理と臨床応用への課題解決研究を担う「ヒトES細胞応用グループ」(発生エピゲノム分野中馬准教授兼任)が配置され、基礎技術開発分野には、中長期的な臨床応用の動向を見据えた研究開発を行う「ヒトオルガノイド技術開発グループ」(発生システム制御分野永樂教授兼任、大串准教授兼任)、「再生免疫細胞療法開発グループ」(再生免疫学分野河本教授兼任)および「ES細胞分化技術開発グループ」(幹細胞遺伝学分野遊佐教授兼任)から構成されます。本センターでは、臨床用ヒトES細胞株の継続的・安定的な供給に加えて、品質管理や培養技術開発などの基盤技術確立と臨床応用を目指した研究開発を行います。